なんとまぁ、うまい字だろうか。この字を見ると本当にそう思えてくるから困ったものである。


『忘』


ただの忘れるという言葉の意味は至って簡単で、辞書を引かずとも忘れるというのはそういう行動だな~。と、いうのはわかると思う。

基本的な意味は、『その時思っていた事柄・心情を思い出せない、あるいは記憶がなくなる。』というものだ。


人の記憶は3段階に分かれて脳に対して貯蔵される。と、いうのは少し調べてみると図式で簡単に載っている。ここで繰り返し言うのもアレだが、一応言っておこう。(ただし、私自身が脳に詳しいワケではなくちょっとぐぐった程度で得た知識なのであしからず。)


外部の情報(つまり、見たり聞いたりした事象)が、感覚中枢というところに飛ばされて一時的に感覚記憶として取り込まれる。取り込まれた記憶は、短期記憶となって脳内に留まることになる。このプロセスを何度か繰り返していくうちに、長期記憶となり、脳内に長期に渡って外部の情報が保存される事になるのが記憶のプロセスのようだ。つまるところ、反復して記憶を辿る、又は、反復して外部の情報を取り込み続けない限り、長期の知識として保存はされないって言うことになる。(無論、例外はいるだろうけど。例えばやたらと暗記力の優れた小学生とかたまにテレビでやってるしね?)


何で冒頭に『忘』と書いておいて、こんな事を説明したのか?と、いうのも私がかなりの頻度で『ど忘れ』をするので、少し考えてみたくなったからである。


思い返してみれば、、、私自身反復して何かを覚えようとしたのはゲームないしは漫画の事ばかりで学生時代の本分である勉強については、そこまで反復して練習を繰り返した記憶は無い。さらに付け加えるならば、普段の会話を反復して覚えよう等という気は全く無いといっても過言ではない。

少しは覚えようという気があれば、何度かは頭の中で相手の言葉を繰り返すであろうが、やはりそれはしないのだ。例え友人ないし恋人でも、それが面倒だと思ってしまえば無理な話だ。


つまり、『ど忘れ』をするというのは・・・。相手に対する気遣い、それに自分に対する意欲を著しく欠いている行為なのだ。そういう心を亡くさなければ、忘れる事はかなり減るはずだからだ。





気をつけます・・・・lliorz

また、間空いちゃってすみません・・・・。はい、ど忘れしてました(;'ω')ン


次回予告 『予定は未定』